本日、全国高等学校体育連盟主催の「オンラインエール授業」が開催され、本校相撲部も参加させて頂きました。
COVID-19の影響で大会の中止や自粛が相次ぐなか、高校の部活生徒とトップアスリートがオンラインで対話できる場を設けるという趣旨のイベントで、インターハイ全30競技で実施されました。
「各競技のトップアスリートによる夢のオンライン授業」ということで、アスリート自身のさまざまな経験談をもとに、高校生たちと技術や悩み、明日に向かって部活を頑張る気持ちの対話の場となりました。
相撲競技の講師は日本体育大学相撲部監督の齋藤一雄先生でした。
本校は一人一台iPadを持ち、授業や部活動で活用しています。
相撲部の部員も、各自のiPadでZOOMに参加しました。
齋藤先生は、技術的なこと、精神的なこと、将来のことなど、全国の高校生から寄せられた様々な質問に丁寧に答えてくださいました。
部員たちは60分間、食い入るように画面を見つめ、聞き入っていました。
【部員の感想】
○Aくん
今回のオンライン授業で、自分には何が足りんなかったのかが分かりました。
齋藤先生がおっしゃっていた、「押さば押せ 引かば押せ 押して勝つのが 相撲の極意なり」と「足は親指、手は小指」の格言を聞き、今後の稽古で生かしていけるようにしたいと思いました。
どの高校も次の大会に向けて頑張っているので、自分達も大会に向けて頑張らないといけないなと感じました。
○Bくん
技術面、メンタル面の悩みだけではなく、これからの将来の悩みまで教えて頂きとても為になりました。
大学でも相撲を続けるので今日教わったことを教訓に頑張っていきたいです。
○Cくん
齋藤先生の話を聞いて、齋藤先生が相撲を好きではないと知り驚きましたが、負けず嫌いで多くの結果を残したが凄いと思いました。
○Dくん
これからの練習の相撲では足を揃えないやすり足など基礎を固めて行きたいと思いました。
○Eくん
周りの人に感謝をして相撲をとらないといけないと思いました。
メンタル面では自己肯定感を持って稽古で自信をつけて心を強くしていきたいと思います。
来週予定されていた秋季大会も中止になり、モチベーションを維持することが難しく感じることもありましたが、このような機会を得て、新たに気持ちを切り替えるきっかけとなり、部員たちの刺激になったようです。
齋藤一雄先生、オンラインエール授業運営事務局の皆様、ありがとうございました。
日本体育大学荏原高等学校相撲部